キャッシングの限度額が意味すること

キャッシングに際して、総量規制という制度があり、年収の三分の一を超える借入はできないことになっています。こういった規制をされると、少なからず困ってしまう人もいるでしょう。

この制度については、銀行からの融資はこの限りではないので、銀行でのキャッシンッグも考えてみましょう。

あるいは、キャッシング申込の際に、クレジットカードの限度枠が決められている場合があります。この場合でもきちんと手続きを踏んで申請すれば、限度額が増額する可能性はあります。もちろんそれまでの返済をきちんと行っていなければ、審査対象にもならないと思われますので、そこの部分はきっちりとしておかなければなりません。

また、自分でクレジットカードの申込の際に、キャッシング枠を低くしていたり、あるいはゼロに設定している場合も考えられるのです。この場合も、申請すれば、限度枠が増える可能性はあります。

このように、決められた限度額を、それまでの実績･信用度で増額することはもちろん可能なのですが、ちょっと待ってみてください。

なぜ、元々その限度額が存在したのでしょうか。

月々の返済に困ることがないよう、すなわち自分の身の丈に合った限度額だといえるのではないでしょうか。だとすると、やみくもに限度額だけを増額するのもまた、いくらかの危険をはらんでいるともいえます。本当にその増額が必要なのか、どうしてその限度額が設けられていたのか、申し込む前に、しっかり考えてみましょう。